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2000年9月3日 仙台空港鉄道
名取市増田 JR名取駅南側

仙台駅と仙台空港を定時、高速で結ぶ目的で計画された仙台空港アクセス鉄道は、
JRの名取駅から関下、下増田地区を経由して仙台空港へ至る、7.2キロメートル
の鉄道です。
鉄道の建設と、第一種鉄道事業者として、鉄道施設保有、電車運行を行う会社、
宮城県を主体とする第三セクター「仙台空港鉄道株式会社」が設立され、現在は
建設省に工事認可を申請するなど、建設の準備を進めています。

計画では2006年度開業、JR仙台駅から仙台空港まで電車が直通運転され、都心と
空港が快速で17分、各駅停車25分で結ばれる予定になっています。

仙台空港は近年、国内線、国際線共に路線が充実してきていて、山形市内からの
リムジンバス路線が開設されるなど、隣県からの利用者も増えています。
しかし、空港利用者の大半は貸し切りバス、仙台空港付近には安い駐車場が多くある
ので自家用車で空港に来るという形になっています。
仙台空港には、欧米への長距離路線を開設したいという思いがあります。
長距離便は航続距離の関係でジャンボジェット機になりますが、ジャンボの席を埋める
ためには、東北全域と北関東のみなさんに仙台空港を利用してもらわないと
いけません。
そこで、空港まで鉄道を引くことによって、新幹線沿線等のみなさんに仙台空港は近い
ですよということをアピールして、広域の人に利用してもらうというねらいもあります。

空港鉄道は、空港利用者だけでは採算が合わないことと、名取の土地開発をする
目的で、途中の関下、下増田地区に2つの駅を設置することにしています。
下増田では、大規模商業施設やホテル等が検討されているようです。

関下の開発計画は、まだ固まっていないようなので、個人の意見としてここで提案を
書かせていただきます。
空港鉄道は、土地開発をして旅客の増加をさせようと考えていますが、土地開発を
しても鉄道利用者の増加には限度があると思います。一つは土地が埋まってしまうと
そこから利用者が横這いになること。2つめは鉄道自体に魅力があるか、街そのもの
に魅力があるかということがあります。
区画整理をした区域で、完成したあと街に魅力が無く停滞しているところが沢山
あります。
街が古くなってきたときに周辺の場所と比べてどう違うのか、どこが良い部分なのか
特徴がないと、商業地でも、住宅地でも新しい時だけ良い街になってしまいます。
提案として、関下駅はパークアンドライドを中心とした駅にすることが良いと考えます。

関下地区は、国道4号線、常磐道の延長である仙台東部道路に隣接する場所として、
車で仙台に来る人の玄関口になり得る位置にあります。
駅前には超大規模低料金駐車場、駅には更衣室、シャワー室、洗面室を設置します。
遠くから来た人の為だけではなく、近所の人の身だしなみを整える場所として、車で
通勤している人が利用したいなと思う仕掛けを造ることが重要です。

その他にも、車の人が乗り換えやすいように電車料金の複数人割引や、近所の人が
気軽に乗れるように短距離料金を安く、空港・名取間は少し割高にする政策的料金
体系が必要です。

現在、仙台駅から空港までリムジンバスで約40分、料金910円ですが、今度の空港
鉄道の料金はいくらになるのでしょう。
空港鉄道ができる頃には、街がどう変わっているか楽しみです。

                                       2000年9月4日 

増田川、東北本線交差付近 飯野坂北公園すべり台から
名取駅方向、東北本線電車

この付近から写真右側の方向へ、仙台空港鉄道は分岐します。

増田1丁目 増田川、増田橋

空港鉄道はこの付近を高架橋で通過して行きます。

増田1丁目7番地 名取市図書館

空港鉄道予定地近くの図書館です。古い建物ですが窓が大きく
開放的で、外から見るといい感じです。


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関下駅予定地周辺 増田川の猫塚橋
下増田駅予定地周辺 貞山堀の北釜大橋付近 仙台空港旅客ターミナルビル

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