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2000年10月16日 比丘尼坂(びくにざか)の通り
宮城野区燕沢3丁目、小鶴1丁目
比丘尼坂、比丘尼坂の通り概要

最初に、文章内の比丘尼坂の通りとは実際の通り名ではなく、坂上
にある地区を表すために、今回この名称を使用しています。

比丘尼坂の通りは、伊達政宗が仙台の街を造る以前から存在した
塩釜街道の古道です。その後には比丘尼坂を登らないで岩切の
街へ行く市営バス営業所横の旧道が、そして片側2車線の県道仙台
松島線(都市計画道路北四番丁岩切線・利府街道)が開通して、幹線
道路としての機能は移されています。
ここで不思議なことは、比丘尼坂を登るルートと平坦な道である旧道
は距離がほとんど変わらないのに、なぜ最初、坂を登るルートがつく
られたのかということです。

市営バス東仙台営業所北側、鶴ヶ谷団地東隣りに位置する比丘尼坂
の通り沿いの地区は、小さな畑を少しずつ開発した住宅地が多く、
畑と古い家と新しい家、林が混在する形の街並みになっています。
北側の鶴ヶ谷東は区画整理で整備された地区となっています。

比丘尼坂の通り地区にはお店があまり無く、比丘尼坂の通り沿い
には1軒、酒店があるだけとなっています。
スーパーは、市営バス営業所そばのSEIYUと、鶴ヶ谷団地東端の
SEIYUがありますが、どちらも坂を上り下りしなくてはいけません。
バスに乗る時も同じで、市営バス営業所か鶴ヶ谷7丁目、または利府
街道のバス停まで行くことになります。

比丘尼坂の通りは、道路が狭いので一般のバスは走れませんが、
地区内にスーパーが無く、坂が多く道が狭い、近いところに駅がある
という場所は、買物や通勤通学で自転車・自家用車が使いにくく、
バスの需要が大きくなります。
地区の近くにはJR東北本線東仙台駅があり、東仙台駅からは6分
程度で仙台駅に着き、バスで直接行くよりも早く到着できます。
もう一つ、近くの新田東土地区画整理事業地では仙石線の新田東駅
(仮称)が新設され、駅前には大型スーパーや公共施設ができる予定
になっています。
近くの駅や商業施設から比丘尼坂の通り地区へ、100円程の料金で
乗れる小型バスを走らせれば、多くの人に利用してもらえるバス路線
になるのではないでしょうか。

ただ、便利な地区になるということは、開発が進んで現在のような畑、
林の混じる空間は消える可能性があり、住宅地としてはどちらが良い
か迷うところではあります。

比丘尼坂の標

標には、坂の名前の由来が書いてあります。
「平将門が滅ぼされた時、その妹が相馬御所をのがれてこの地に
たどり着き、比丘尼となって庵を結び、道行く人々に甘酒を造って
売ったと伝えられる。この甘酒はのちのちまで伝わり、案内の湯豆腐
や今市のおぼろ豆腐、今市足軽が内職として作った今市おこしなどと
ともに塩竃街道の名物となった。」
文章内の「案内」とは現在の宮城野区東仙台、燕沢辺り、今市は
宮城野区岩切字今市です。

坂の途中

笹の生垣がきれいです。

坂の上から比丘尼坂

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燕沢土地区画整理事業地区 市営バス東仙台営業所
地区の概要、比丘尼坂 
比丘尼坂の通りの高台 燕沢小学校付近
燕沢コミュニティ・センター北側 仙台バイパスに架かる橋

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