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2003年1月31日

五橋・JTビル

JTビル、五橋1丁目交差点

JTビル、日通仙台支店跡

五橋1丁目交差点の歩道橋から
若林区五橋3丁目1番地

日本たばこ産業仙台ビル、日本通運仙台支店建物跡

若林区五橋、愛宕上杉通に面して建っている日本たばこ産業(JT)仙台ビルは取り壊し工事が行われています。

JR仙台駅に近い五橋地区に広大な敷地を所有しているJTは、会社の資産効率向上のために、仙台支店を敷地内の仙台駅から一番遠い連坊小路東八番丁の交差点側にビルを新築移転し、ゆったりとした空間に建っている日本たばこ産業仙台ビルやゴルフ練習場等を整理し、五橋地区の所有地の大部分を売却しようとしています。

現時点では、東八番丁側のゴルフ練習場があった場所の南側にはJT仙台支店が移転し、北側は売却されて地上20階建のマンションの建築工事が行われています。

今後は、JR仙台駅に一番近い日本たばこ産業仙台ビルの跡の土地利用が注目されます。

日本たばこ産業仙台ビルが接する五橋1丁目交差点は、仙台の都心を南北に貫く幹線道路である愛宕上杉通と、都心から卸商団地、仙台港方面への幹線道路である新寺通が交差する大きな交差点です。

日本たばこ産業仙台ビルは地下鉄南北線の五橋駅に隣接し、JRや地下鉄南北線の仙台駅に近く、地下鉄東西線ができることになれば(仮称)仙台駅と(仮称)新寺駅、地下鉄南北線の駅に囲まれる形になり、都心の中でも条件の良い場所ということになります。

ただ、条件が良いといっても、高層ビルを建てると考えた場合には現在のオフィス需要では難しそうですし、駅に近いといっても既存の商店街立地では無いのでショッピングセンターを建てることは考え難い、マンション立地としては幹線道路に面していて地価とマンションの需要価格が合わないことが考えられます。

現在では企業の資産効率向上の流れから、条件の良い土地は沢山売りに出されています。
都心の広大な土地だけでも、今後移転することになっている東北学院高校の跡地、東北大学雨宮キャンパス等があり、再開発用地として放出される可能性のある土地は沢山あります。

条件の良い場所の再開発でも、今までのような高度利用、高付加価値型の開発形態は、需要の縮小、供給の増大によって成り立たなくなっています。
最大値の利回り計算をしてその土地の価値を最大限に使うのではなく、需要と供給のバランスを検討した上で、再開発事業に参加する会社のリスクに対応する体力、資金の回収期間、運営能力も含めた、適切な規模の開発が必要になっています。

これは個人的な思いですが、効率だけを追えない今だからこそ、土地利用は開発して利益を生み出すということだけではなく、仙台の街にどれだけ貢献できるかということも考えてもらいたいと思っています。

JTビル、愛宕上杉通

五橋1丁目交差点の歩道橋から

日本たばこ産業仙台ビル、愛宕上杉通・南行き方向

五橋1丁目交差点から愛宕上杉通・北行き方向

五橋1丁目交差点の歩道橋から
愛宕上杉通・北行き方向、倉庫型建物の跡

 
青葉区
 

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