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2002年3月14日 利府町、グランディ21
JR利府駅前

利府町森郷字柱田
JR利府駅・改札口

コミュニティセンターが併設されているJR利府駅は、毎時1往復の電車が発着するだけの日中は、とてものどかな空気が流れています。

利府駅前からは、2002ワールドカップサッカー大会の会場である
宮城スタジアムへの無料シャトルバスが発着することになっています。
ただ注意しなければいけないのは、利府駅やJR仙石線・多賀城駅、JR東北本線・国府多賀城駅発のシャトルバスにはWゲート(黄色)、Sゲート(赤色)入場チケットを持っている人だけが乗車出来ることになっていて、Nゲート(青色)、Eゲート(緑色)入場のチケットの人は、地下鉄泉中央駅発のシャトルバスに乗らなければならないということです。
チケットを持っていない人は路線バスやタクシー、徒歩でスタジアムそばまで行くことになります。

仙台駅から各国サポーターを分離してトラブルを防ごうというと考えているわけですが、たとえば松島に宿泊した人は多賀城か国府多賀城駅が便利なわけですが、仙台駅を基準としてサポーターを分離しているので松島からわざわざ仙台駅まで出て地下鉄泉中央駅からシャトルバスに乗るか、徒歩などのシャトルパス以外の手段で行くことになります。

宮城スタジアムへの詳しいアクセス情報は下のHPにあります。
2002 FIFA Worldcup Korea-Japan in MIYAGI

大会当日のアクセスについて
http://www.worldcup-miyagi.com/04-axs-f.htm

利府町森郷字柱田
JR利府駅

JR利府駅前にはタクシープールとバスターミナルが整備されていて、町西部の山の上に広がるニュータウンへのバスが発着しています。
駅前周辺は食品スーパーや商店、戸建て住宅、集合住宅が混在している土地区画整理事業で整備された地区ですが、駅正面には広い空き地があって、利府の玄関口、利府のニュータウンと仙台の都心を結ぶ結節点としては物足りない感じがします。

利府駅は、公共交通のみを利用する場合は実質唯一の結節点ですが、自家用車での送迎を組み合わせれば電車運行頻度が高いJR岩切駅を利用することが出来ます。
今後、道路整備が進むとJR東北本線・岩切駅発着の路線バスが設定される可能性がありますし、将来的には石積トンネル経由での地下鉄泉中央駅発着の路線設定も考えられます。
利府のニュータウンと仙台の都心を直線で結ぶと外れた場所にあり、支線の駅という不利さがある利府駅ですが、町の拠点づくりとしては宮城野区の岩切や泉区の泉中央には結節点、乗換駅の地位を譲りたくないところではあります。
商業地としての利府駅前は、巨大ショッピングセンターが建つ新商業地区が街道を挟んで隣接していて、駅前に新たな商業施設を造ったとしても成功する可能性は少ないと思われます。

盲腸支線の駅であることによる運行本数の少なさや、ニュータウンから離れた立地が拠点づくりを難しくしていますが、工夫をすれば少しは良くなる可能性があります。
駅の裏側にパークアンドライド用の低額駐車場がありますが、これを駅周囲に拡大、無料に近い料金にして利府街道を自動車通勤している多くの人たちを利府駅に振り向かせて、電車運転本数と東北本線直通電車を増加させる、利府駅の利用者増加の好循環をつくることが考えられます。
これを成功させるためには、利府線の全列車仙台直通化または東北本線と同じ日中毎時3本運転をするという先行投資が必要でしょう。

ニュータウンそのものを利府町の中心と考えれば、JR岩切駅や石積トンネル経由地下鉄泉中央駅発着のバス路線を充実させる方が良いかもしれません。

JR岩切−仙台間の所要時間は約9分です。岩切から利府へは乗換待ち時間と乗車時間約6分が加わることになります。
岩切−利府駅間の乗車時間の分を使って、岩切駅から直接バスでニュータウンへ向かえばだいぶ早くたどり着けるのではないでしょうか。朝の通勤時、ニュータウンから岩切駅へ行くときは途中交通量の多い利府街道を通ることになりますので時間の余裕が必要ですが、今後ニュータウンと岩切駅を結ぶ都市計画道路が出来る予定になっていますので所要時間の不安定要因は少なくなることになります。

現在のしらかし台−地下鉄泉中央駅を結ぶバス路線はダイヤ上で53分かかることになっていますが、ワールドカップサッカー大会開催時に泉中央駅−宮城スタジアム間を石積トンネル経由で走ることになっているシャトルバスは所要時間約25分となっています。
平日午後に、泉中央駅付近から東北学院大学泉キャンパス前、石積トンネルを経由してグランディ・21北門の定ヶ沢橋、そこから菅谷台4丁目バス停まで車で走ってみました。グランディ・21北門まで18分、ニュータウン内の菅谷台4丁目までは23分ほどで到着することが出来ました。
菅谷台4丁目からは利府街道、岩切、泉塩釜線を通って泉中央駅付近まで走りましたが、止まってしまうような渋滞はなく22分で到着する事が出来ました。
石積トンネルルートは、2001年みやぎ国体に合わせてつくられた富谷町・泉区と利府町を結ぶ山の中の道です。
トンネル自体は新しい幹線道路としてつくられたものですが、トンネルに繋がる道は山道を改良したものでカーブが多く、また埋立処分場等がある地区を通って行きますので、冬場のバス運行に問題が出る可能性がありますし、ニュータウンへ向かう道としては印象が悪いかもしれません。
しかし、泉中央駅へ速達出来るバス路線を設定することによって仙台の街を南北に貫く地下鉄と利府の街を直接結ぶ形になり、仙台駅周辺だけではない場所との行き来がしやすくなりますし、泉中央の商業施設も利用できるようになります。

利府町の目指す方向はどこなのかということを考えると共に、理想だけではない「良さ」「利便性」も考える必要があります。

利府町中央1丁目9/10番地
駅正面の道・北行き方向
 
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仙台駅から利府駅 JR利府駅前
利府町役場、旧街道 町民交流館、利府ペアガーデン イオン利府SC西側
菅谷台 グランディ21南側 グランディ21北側

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